ASUS EeePC や Acer aspire one など、ネットブック(UMPC)と呼ばれる超小型ノートパソコンのカスタマイズ方法を紹介するサイトです。1024×600の解像度に合わせた、オリジナルメニューを配布しています。

WindowsXPを軽量化

SDカードをローカルディスクとして認識させる

TheURA所有のEeePC901は、内蔵SSD2つ合わせても容量が12GBしかないため、容量を増やそうと思ったら、必然的にSDカードやUSBメモリなどを使うことになります。USBメモリは挿すと本体からはみ出してしまうので、常時差しておくならSDカードの方が便利ですが。

SDカードは普通はWindowsXPではリムーバブルディスクとして認識されます。しかし裏技を使うと、リムーバブルディスクではなくローカルディスクとして認識させることができます。ローカルディスクとして認識させるメリットは、インストール先にハードディスクやSSDしか選べないソフトをインストールできるようになること、ファイルを削除した時に即削除ではなくゴミ箱に入ること、あとはマイコンピュータ画面で、空き容量が表示されるようになることぐらいです。書き込み・読み込み速度が速くなったりするわけではないので、リムーバブルディスクのままで不満のない方は、無理に導入する必要はありません。少しイレギュラーな改造なので、導入はくれぐれも自己責任でお願いします。

手順ですが、「Hitachi Microdrive Filter Driver」をダウンロードします。こことかここからダウンロードできるようです。

解凍したら、chadisk.infをメモ帳などで開き、35行目に

%Microdrive_devdesc% =cfadisk_install,USBSTORDiskUSB2.0__CardReader_SD0__0100

の一行を追記して保存します。そしてEeePC901にSDカードを挿入した状態で、コントロールパネル→システム→ハードウェア→デバイスマネージャ→ディスクドライブ→Single FlashReader USB Deviceを右クリック→ドライバの更新を選択。
いいえ、今回は接続しません→一覧または特定の場所からインストールする→検索しないでインストールするドライバを選択する→ディスク使用→参照→cfadisk.iniを選択→開く→次へ→はい→続行→完了

再起動を促されますが再起動しなくても、マイコンピュータなどで確認すると、メモリーカードスロットがローカルディスクとして認識されているのを確認できます。カードスロット自体がローカルディスクとして認識されているので、違うSDカードに差し替えても、ローカルディスクとして認識されます。
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